初めて機械式腕時計を購入する時には、『ちゃんと使いこなせるのか?』、『トラブルや故障した時に対応できるのか?』が不安だと思います。
そこで今回は、ロバーの機械式腕時計を使用し始めた頃に起こるトラブルと、使い続けているうちに起こるトラブルを、セルフで解決できる事例と修理へだすべき事例とにわけてご紹介していきます。
ロバーの時計が止まる原因、治すにはセルフ?or修理?の見極め方
セルフで治すことができる3つの事例
以下の3つの事例の場合は、セルフで治すことができます。
①時計が動かない。or 時計が止まっている。
→【原因】毎日つけずに置いていたため、動力不足によりゼンマイが巻けていない。
②時計が進んだり、遅れたりする。
→【原因】ゼンマイの巻き上げ不足。or電子機器の近くに長時間置くことで磁気を帯びたことによる誤作動。
③ケースのステンレス部分に錆ができた。
→【原因】ステンレス素材は空気に面している部分はさびにくいとされています。しかし、ベルトとの接合部分など空気に触れにくい箇所に水滴があったり、隙間に入ったホコリが湿気を含んでいると錆につながる可能性があります。
以上の原因より、日頃から
・装着して稼働しだしてから、しっかりゼンマイを巻くようにする。
・PCを長時間使用する場合は、なるべく外すようにする。
・特にステンレス部分が汗や水で濡れてしまった場合は、必ず拭いて水気を取り除いておく。
の3点を守っていれば、セルフケアで対処できる事例です。
現在、私はPREMIERコレクションを愛用していおり、装着したままPC作業もしていますが、何の問題もなく動いてくれていますよ。
修理にだした方がいい5つの事例
次にセルフケアではなく、修理に出した方がいい5つの事例をあげていきます。この5つの事例は購入後しばらく使用し続けている内に発生することだと思います。なので、急にこの事例が起きた時に焦らないでいい様に、頭の片隅に置いておけばいいですよ。
①時計から変な音がする。
→【原因】ゼンマイが巻き上がる時の音です。故障ではないですが、最初よりも音が大きくなった場合は、内部の潤滑油がなくなってきてしまい回転がスムーズにいっていない場合が考えられます。
②長針と短針が重なる時刻でも、針同士が重ならない。
→【原因】内部の歯車と歯車の間には、ほんの少し隙間があります。これは、温度変化などで、時計内部の金属が膨張した時でも正常に時を刻めるようにしている設計です。これが原因で”針同士が重ならない。”という現象がおきます。
これはある程度はどの時計でも少しのズレだと許容範囲内です。しかし、大きくズレる場合は、内部に問題がある場合があるので修理が必要です。
③コマが外れる。
→【原因】錆や衝撃などにより、外れることがあります。パーツごと、修理依頼をすることをおすすめします。
④ガラスが曇る。
→【原因】防水機能が付いている時計でも内部は真空ではないので、微量の湿気は含んでいます。そこで、高温から急に低温の場所へ移った場合、時計内部の湿気が細かな水滴となり、ガラスが曇る場合があります。
また、誤ってフェーズを引っ張りだしたまま放置していると、そこから湿気やほこりが内部に入ってしまいガラスが曇ることがあります。
どちらの場合でも、しばらくして曇りが消えるようであれば問題はありませんが、放置しても曇りが改善されない様なら、内部の金属部品に影響を与えてしまっていると考えらえるので修理へ出すことをおすすめします。
⑤ガラスが傷ついてしまった。
→【原因】長期にわたりつけていると、知らない間いぶつけてしまって、ガラスが傷ついてしまうことがあります。この場合も必ず、セルフで治そうとせず修理依頼に出したほうがいいです。
まとめ
【セルフで修理できる事例】
・時計が動かない。or 止まる。
・時計が早くなつたり、遅くなったりする。
・ステンレス製部分のサビ。
【修理へだした方がいい事例】
・【セルフで修理できる事例】以外のケース。
機械式腕時計を使い慣れていない方は、機械式腕時計の独特のトラブルに対処するのが難しいと思うので、公式サイトから購入して保証期間が付いているロバーの腕時計を購入することをおすすめします。
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